なぜ子どもが運動嫌いになってしまうのか?

運動あそび

運動/幼児/運動嫌い/動機づけ

from 津野逸平

人間には個性がありそれぞれ好き嫌いがあります。それは運動も同じで運動嫌いな子どもや好きな子どもがいます。

しかしもともと運動が好きだったのに、運動が嫌いになってしまう子どもいるもの事実です。

今回はそんな運動が好きだったけど、運動が嫌いになってしまうパターンの一つについて解説して行きます。

 

=================
体を動かしたくなる
「動機づけ」とは?
=================

子どもはもともと体を動かしたいという生理的な欲求が備わっています。

小さなお子さんをお持ちの親御さんはご存知かと思いますが、子供って無限にエネルギーに満ち溢れているんじゃないかってくらい元気に動き回りますよね?笑

私も甥っ子と遊んだときはヘトヘトになってしまいました。(毎日子育てに奮闘している、親御さんは本当に尊敬します)

話がそれましたが、体を動かしたいから動かす、運動するのが楽しいから運動するという自発的に体を動かすことを専門用語で「内発的動機」と呼ばれています。ようは運動そのものが楽しいという状態ですね。

それとは対照的に、外部からのご褒美によって運動をするのが「外発的動機」と呼ばれています。これは例えば、100M走で何秒になれたらお菓子やおもちゃと買ってあげるといった場合が該当します。

 

=================
外発的・内発的どっちがいいの?
=================

外発的・内発的どっちがいいのか?と疑問に思う方もいると思いますが、短期的に動機づけしたいのであれば、外発的動機が有効です。つまりご褒美をあげる事ですね。

長期的に見れば内発的動機づけが有効になってきます。外発的動機づけだと、ご褒美そのものに魅力がなくなってしまい、ご褒美の質をドンドンあげていかないと、いけなくなってしまうので、長期的には内発的動機づけが重要となります。

 

=================
なぜ子供は運動嫌いに
なってしまうのか?
=================

子どもが運動嫌いになる理由の一つに内発的動機づけが上手くいかなというケースがあります。

もっと具体的にいうと大人が内発的動機を失わせているケースがあります。

たとえばとあるスポーツをさせているとしましょう。子どもは最初は楽しく好きなようにスポーツをしています。

しかしそのスポーツの経験者である親御さんはその子供に対してい熱心に指導をしてしまいます。「ここが出来ていない」、「もっと体をこういう風につかえ」など自分の子どもに上手になってほしい一心で指導します。

しかし子どもにとってそれは、よけいなお世話であり、せっかく楽しくスポーツしているのになんで邪魔するのという状態になってしまいます。(もちろんそうでない子どももいます)

そういった経験からスポーツをやると嫌思いをするという条件付けがされてしまい、運動に対するネガティブな気持ちを持つようになります。

その結果、運動そのものひいては体を動かすことに苦手意識が生まれてしまいます。

 

=================
子どもが主役です。
=================

子どもが楽しく運動しているときは危険のない範囲で好きに遊ばせてあげて下さい。そうするうちに内発的動機が生まれ、もっとうまくなりたいから方法を教えてと嬉しい言葉を聞けるかもしれませんよ。